大阪暁光高等学校の最新ニュース・イベント情報をお届けします!3日目の体験学習では、「平和学習コース」を選んだ4名が、沖縄県主催の『戦後80年平和祈念事業』に参加しました。
まず県の方に案内していただき、アメリカ軍の新基地建設がすすめられている辺野古を訪れ、建設に反対する方々の活動も見学させていただきました。また途中から、沖縄県立美里高校の生徒のみなさんとも合流し、共に学びました。
ガイドさんからは、基地建設に県民の7割が反対していること、建設開始から9年以上経っても、まったく完成のめどが立っていないこと、完成したとしても沖縄県民の基地負担は軽減されないことなどの説明がありました。
その後は場所を移し、美里高校の生徒たちとアイスブレイクを経て、基地問題について意見交換。「沖縄と大阪の平和教育は違うの?」 「沖縄の高校生は基地についてどう思っているの?」 など率直な質問や思いが飛び交い、あっという間に時間が過ぎていきました。
《参加した生徒の感想》
💜沖縄の高校生は基地の問題について詳しいと思っていたけど、必ずしもそうではないことを知りました。米軍関係者がクラスにいたり、隣に住んでいたりするその複雑さが、基地問題の解決を難しくしていると思います。美里高校の生徒さんたちと交流できて、大阪に帰ってからももっと深く学びたいという思いになれました。 💜「基地によって平和が守られていると思う」と意見を言ってくれた美里高校の生徒たち。私は沖縄戦を通じて「軍は住民を守らない」いうことが教訓だと学んだ。基地があることによって本当に平和が守られているのか、これからも考え続けたい。
なお、この取り組みは琉球新報12月19日付けに掲載されています。ご覧ください。(https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-4883722.html)




