8月2日(土)、スタディーツアー2日目は、大久野島を訪れました。
今は”ウサギの放し飼い”で有名な大久野島は、アジア太平洋戦争中、旧日本軍により極秘で毒ガスが製造されていた島。
地図からも消され、秘密のベールに包まれていました。
まず資料館を訪れ、ガイドの山内正之さんから、大久野島の歴史を説明してもらいました。
毒ガスは、戦時国際法である「ジュネーブ条約」によって禁止されていました。
にもかかわらず、旧日本軍は極秘裏に毒ガスを製造していました。
製造された毒ガスは主に中国で実際に使用され、敗戦時には証拠隠滅のため、各地に埋めて破棄したことが明らかになっています。
フィールドワークでは、わずかに残された研究室跡や発電所、防空壕跡などを巡りました。