2年2組は元ひめゆり学徒宮城喜久子さんの『ひめゆりの少女』を読み学習を進めています!
砲弾の飛び交う沖縄戦での18キロの水を運んだ「水汲み」を追体験しました。
12リットル(実際には18リットル)入ったバケツを二人で運びます。
「重い!肩に棒が食い込んで痛い」「こんなんを持ってぬかるんだ道の上り下りなんかできるわけないやん!」 「めっちゃ水こぼれるねんけど。こんなん運べるわけないやん。しかも砲弾が飛んでくるって想像したくない」
クラスで感想を交流する中で様々な疑問が出され、ひめゆり学徒に詳しい人に電話してインタビューすることになりました。沖縄一中戦没学徒資料室の大田光さんに伺うことにしました。
💜「ひめゆりの子たちはどこでトイレをしていたのですか?」⇒外で砲弾が飛ぶ中でしていました。南部撤退をしてからは飲まず食わずが続いたので、排せつそのものがなくなっていたと聞いています。
💜「生理はどう対応していたのですか?」⇒ほとんどの生徒が体調を崩して生理が来なくなっていました。休む間もなく、栄養も1日におにぎり一つ食べられるかどうかでした。
💜「患者がたくさんいる中で、どうやって包帯を確保していたのですか?」⇒ほとんどが使い回しでした。使っていた包帯を井戸水で洗い、綺麗にしてから再度使っていた。
生徒の質問に丁寧にお答えくださり、さらに深く学んでいく意欲を持つことができたようです。