学びの特長
学ぶ・つづる・育ちあう
独自の学習法
たくさんの“ひと・もの・こと” と出会い、各自の興味関心を引き出します。
文章の書き方を身につけ、「わたしを通した学び」を作品にするスキルを培います。学びの記録を綴じこんだファイルは、あなただけの「世界に1 冊の本」になります。
”ひとを支える”未来を拓く
フィールドワークやグループワークを通して、「このコースだからこそできる学び」を追究します。
体験し、綴り、語り合い、まとめる学習。それはひとを支えるしごとのセンスを磨きます。
高い理解力と問題解決力を育む
「もっと知りたい」「課題を解決したい」体験や活動が、さらなる学習意欲や実行力を生み出します。
実社会に触れる学びと、“わたし” ならではの意見表明の場が、理解力と問題解決力を育みます。
自己探究
学びを通し、“わたし”が見えてくる。文章表現の技能を磨き、自身の考えを表現できるようになります。「知りたい・書きたい・語りたい」と感じるたくさんの出会いを通じ「わたし」を見つめます。
地域探究
「Think Gobally, Act Locally」「Glocal 地球規模の「地域」から身近な「地域」まで。1年次の小学校訪問を皮切りに日本からニュージーランドへ。さまざまな「地域」を具体的に学びます。
教育・人間探究
これまで学びで育んだ、あなたならではの問題関心を「卒業作品」(世界に一冊の本)にまとめます。学び続けたい学問分野や将来の夢をめざして「生き方」としての進路を拓いていきます。
学びのさらに先へ
この学問分野を学びたい!明確になった問題意識を抱き、より広い学問と実践の世界へ羽ばたくために「めざす大学」への進学をサポートしています。
幼稚園・こども園から大学まで、多様な教育現場への訪問を含むフィールドワークや、作品づくりを通して、独自の学びを深めていきます。
知識に加え、豊かな視野や、教育への情熱など、教師としての大切な資質を育みます。時代を切り拓いた先輩教師たちの教育実践に学ぶ。諸外国の教育実践を調べる。
将来教師になりたいという夢の実現を応援し、大学進学後の学びへとつなげます。
特色のある授業 | |
教育の歴史 | 教育現場 フィールドワーク |
心理学入門 | 卒業論文 卒業発表 |
食育講座 | 世界の学校 世界の子どもたち |
確かな学力を育み、一人ひとりの
能力を最大限に引き出します。
【 ニュージーランドでの学習内容 】 |
現地高校の授業に参加 |
チャイルドケアセンター(保育園) 小学校などの教育現場訪問 |
Kiwi Valley Farm(動物ふれあい施設)での ボランティア活動 |
『 文系教科の先生になりたい 』
夢を実現させるために
教育探究コースを選びました
【3年生】 川端 ゆりあさん
橋本市立橋本中央中学校出身
私の高校生活は楽しい思い出であふれています。
例えば小学校訪問。小学生と遊び、授業見学し、普通の高校では味わえない体験をしました。休み時間に「鬼ごっこしよう!」と言ってきた子どもたちは、元気すぎて大変でしたが、授業中はうってかわって先生の話を聞いていました。
「教育・人間探究の時間」の学びは、印象深いものが多いです。もちろん壁にも直面しました。その度に友達と支え合い、乗り越えました。
かけがえのない経験に、NZ研修があります。初めてのホームステイ。慣れない食事。ホームシックにもなりました。悩んでいた私たちに現地の先生がアドバイスをくれました。実践するとホームステイが楽しくなりました。海外研修で私は強くなりました。
これらの経験は未来に生きると確信します。
さまざまな体験ができるので
進路に悩む人にもオススメです
【2年生】 中 萌華さん
有田川町立石垣中学校出身
教育探究コースでは、学校の先生になりたい生徒を応援しています。その一方、このクラスにはその他の夢を持った生徒もたくさんいます。
他のコースとは違う授業構成、ゲストティーチャーから学ぶ自身の過去・現在・未来の話、そしてニュージーランド研修…さまざまなことに触れることができるコースです。
学校の先生になりたい生徒はもちろんですが、将来何になりたいか決まっていないそんな人にもオススメです。自分の未来像が鮮明に見えてきます。
“いのち・くらし・人間的な育ち”を
大切にした学びがここに
福井 雅英さん
滋賀県立大学教授
元北海道教育大学教職大学院長
「本当に学びたいことに出会う。学びたくなる自分を発見する」これまで大阪暁光高校が積み上げてきた特色ある教育の集大成が教育探究コースです。
人間の尊厳がないがしろにされがちな現代社会。大阪暁光の先生たちは、いのち・くらし・人間的な育ちを大切に考えて一人ひとりの生徒に寄り添いながら支援しています。
入学した皆さんは、仲間とともに学ぶよろこびを実感しながら成長できるでしょう。教育探究コースの発展に大いに期待しています。